2011年4月6日水曜日

白内障が進行するとどうなる?

白内障は、治療しないと治りません。

白く濁った水晶体が自然に透明に戻ることは、絶対にありません。

病気の進行はゆっくりですが、確実に視力の低下は起こっています。

点眼薬で進行を遅らせることは出来ますが、完全に治すには手術しか方法がないのです。

ほとんどの場合、水晶体が白く濁り始め、視力の低下が認められた時点で白内障が発覚します。

その時点で治療を開始すれば、悪化することはありません。

しかし、そのまま放置してしまったら、どうなってしまうのでしょう。

水晶体全体が白濁してしまうと、外見からも瞳孔の部分が白くなっているのがわかります。

視界も全体が白くなり、通常の生活は出来なくなるはずです。

それでもそのままにしていると、水晶体が大きくなってきて眼球を圧迫してくるでしょう。
この状態になると、「緑内障」になってしまいます。

水晶体が最終段階まで白く濁ってしまうと、組織がどんどん柔らかくなっていき、最終的には、融解してしまうのです。

もし、水晶体を融解したままにしていると、「ぶどう膜炎」と言う病気になってしまう可能性が高いです。

さらに、この状態になってしまうと、失明してしまう危険性も高いですし、手術も不可能になってきます。

最悪の場合には、「網膜剥離」にまで発展してしまう事もあるのです。

白内障は、速度こそゆっくりですが、確実に進行していく病気です。

自然治癒はあり得ません。

視力の低下が認められたら、すぐに眼科を受診した方が良いですね。

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